よく、学校の試験の時などに
ノートや教科書の『重要な事』や『どうしても覚えたい事』に
赤色のマーカーでアンダーラインを引いたりする方法があります。
(白地に赤)は目立ちますから、記憶によく残ります。
そこで、【目立つ】という事について考えてみたいと思います。
【目立つ】ものとは
→【他の部分との違いが容易に分かる】、つまり
→【認知され易い】、
→【その部分に対する閾値が低い】
という事だと思います。
【閾値が低い】とは、【わずかな違いも識別できる】という意味で、例えば、
●犬の嗅覚
●美食家の味覚
●画家の色彩感覚
●指揮者の音感
などがこれに当たります。
今回の場合ですと、アンダーラインを引くことによって
(白地に赤)という
人にとって、【閾値が低い】状態を作り出したと言えます。
また、私たちはこのような事をより低いレベルでも行っています。
●アルファベットの大文字の略語。
→("TV(テレビ)"など)
●数値の細かい変動をグラフで表す。
→(株価チャートなど)
●大きな数字を扱うときに、数値の比(対数)で表す。
→(統計数値(GNP))など)
●特定の意味をもつ作用素には、特殊な記号を用いる。
→(数学(ラプラス変換("L (f )"))など)
●数字を色で表す。
→(電子部品(黒=0)など)
●特定の機能をサポートしたインターフェイスには特定の接頭辞をつける
→ (API(Posixの"pthread")など)。
つまり、情報が扱いにくい時には、
【情報の表現を見直して、閾値の適当な状態へ変換する事】が
情報を扱いやすくするコツの一つではないかと思います。
(その人にとって要素間の閾値が低すぎる状態だと、
アンダーラインだらけの教科書のように
かえって情報が扱いづらくなることがあるようです)
複雑なグラフも
人の顔などにうまく置き換えられれば
直感的に分かるかもしれません。